脳ドックについて知ろう

〈中性脂肪の高い方へ〉

2016-11-27

エネルギー源となる中性脂肪。エネルギー源としてすぐに利用されない中性脂肪は、皮下脂肪や内臓脂肪としてたくわえられます。
中性脂肪を作るのは高エネルギーの食事(食べ過ぎや脂っこいもの)やアルコール・お菓子・果物(果糖)などに含まれる糖質です。過剰な糖質摂敢は肥満に繋がりますので注意しましょう!

 

①アルコールを控えましょう
お酒は「百薬の長」といわれるように、適度なお酒は血行を良くし食欲を増進させますが、過度の飲酒は中性脂肪を増やします。(1日に日本酒1合、ビール中1瓶、ワイン小グラス4~5杯以内は適量)

 

②糖質を控えましょう
○果糖の多い果物(りんご・柿・梨・ぶどうなど)
○砂糖を使った食品(ケーキ類・チョコレート・ジュース類・菓子パンなど)

 

◎カロリー摂取量を適正にし、体重コントロールをする(食べ過ぎに注意!)
☆あなたの体重は適正ですか?
BMIによる肥満度の判定法=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

 

例)
身長160cm、体重63㎏の場合(BMI=63÷1.6÷1.6≒24.6となり、肥満ぎみと判定される)
やせぎみ:BMI値20未満
普通:BMI値20以上24未満
肥満ぎみ:BMI値24以上25未満
肥溝:BMI値25以上
標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22(標準指数)

 

◎栄養バランスをよくする(1日30品目を食品を摂ることが基本といわれています)
いろいろな食品をまんべんなく食べましょう!
同じ食品は1日何回食べても1食品とする
たんぱく質や脂肪、糖質、カルシウム、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を過不足なくとることが大切!

 

★下記の表は6つの食品群です。

 

 

◎飽和脂肪酸(動物性脂肪などに含まれる)を控えましょう。
(肉の脂身・バラ肉・ラード・鶏の皮・バター・べ一コン・サラミ・ソーセージ・生クリーム)

 

◎積極的に摂りたい食品
青背の魚・・・はまち、いわし、さば、さんまなど
大豆製品・・・良質たんぱく源で低カロリー
海草・きのこ・・・食物繊維が豊富で低カロリー
果物・・・ビタミンCが多いので1日200gは摂取したい(果糖の少ない柑橘類・いちごなど)
緑黄色野菜・・・動脈硬化をを予防するビタミンC,Eやβカロチン、食物繊維が豊富に含まれています。
にんじん、ブロッコリー、かぼちゃ、ほうれん草など
(野菜の摂取量は1日300gが目安です。そのうち半分くらいはビタミンを多く含んでいる緑黄野菜を摂りたいものです。)