「脳ドック」とは、どんな検診なのでしょう?
トップページでもご説明しましたが「脳ドック」=「MR検査」ではありません。
MR検査は、脳ドックの検査項目の一つです。脳ドックは、血液検査・心電図・眼底頚動脈エコー・MR検査・痴呆検査などの多くの項目を実施します。
血液検査では、糖尿病、高脂血症などの有無を調べることが大切です。これらは、高血圧症とともに脳卒中の危険因子として重要なことなのです。
心電図では、脳梗塞に関連する心房細動などの不整脈を発見することが主な目的になります。
眼底検査は、目の奥の血管を調べることにより動脈硬化の状態などを調べます。
頚動脈エコーでは、頚動脈の血管にコレステロールが沈着していないかなどをみます。
MR検査には、MRIとMRAがあります。MRIは、脳実質と頚椎の状態をみます。脳腫瘍や脳梗塞、頚椎脊柱管狭窄などがわかります。MRAは、脳動脈瘤や脳動脈狭窄などがわかります。
痴呆検査は、「かなひろいテスト」という検査を行います。2分間でひらがなの文章を読んでいただき、その中であ、い、う、え、おをいくつ拾えるかで評価をしていきます。かなひろいテストだけで痴呆の有無を判断することはありません。問診や画像などを含めて総合的に判断していきます。
このように、それぞれの項目には脳に直接的、間接的に関連するものが含まれており、脳の健康診断ができるようになっています。

